定期的に辛い頭痛が起こるいわゆる頭痛もちの人。
それは3人に1人とも4人に1人ともいわれ、
非常に多いんです。
頭痛もちの人は
特に天気が悪いと痛む、
という人は多いですね。
1年の中でも天気が悪い状態が続く梅雨は
多くの人が頭痛で悩まされる時期でもあります。
梅雨時期の頭痛はどうして起こるんでしょうか。
そして、どうすれば改善されるんでしょうか。
この記事では、頭痛もちの人でもあきらめて薬のみに頼ってしまって意外と知らない
頭痛の原因と対策をご紹介していきたいと思います。
梅雨時期の頭痛の原因とは
病気が原因でない頭痛には
緊張型頭痛
片頭痛
群発頭痛
の3種類があり、
その中で、気圧や温度の変化で起こる頭痛は
緊張型頭痛
片頭痛
です。
この2つはなぜ起こるのでしょうか。
緊張型頭痛の場合は、
首や肩、頭の周りの
筋肉が緊張して血流が悪くなり、
老廃物がたまります。
それが周囲の神経を刺激するためなんです。
長時間の無理な姿勢が続いたり、
また、精神的ストレスでも起こります。
症状としては、
首や肩、頭の周りが締め付けられるような痛みが起こります。
それが毎日のように続きます。
一方、片頭痛は、
頭の血管が広がり、三叉神経が圧迫されて痛み、
さらにそれによって炎症物質が出るため、
いっそう痛む、というわけです。
片頭痛は、ズキンズキンと脈打つような痛みが
頭から目のほうにかけて起こり、
吐き気がしたり、痛む前に視界がチカチカしたりすることもあります。
緊張型頭痛よりも頻度は少ないですが
痛みは強く、生活に支障をきたす場合もあるのが特徴です。
ちなみに私は両方起こります。
普段は毎日のように
軽く締め付けられるような緊張型頭痛がし、
たまに右側の頭と目が痛くなります。
これは混合型頭痛というそうです。
私の場合は程度が軽いので生活はなんとかなっていますが…。
では梅雨時期にこれらの頭痛が起こるのはなぜなんでしょうか。
それは諸説あります。
梅雨はご存知の通り雨が多いですね。
ということは低気圧が居座っているわけです。
低気圧はその名の通り、圧力が低いのです。
だから体にかかる圧力も減り、血管も拡張します。
それで頭痛が起きるというのです。
2つ目は自律神経の乱れ、
自律神経には交感神経と副交感神経があります。
気圧が高くなったり低くなったりすると
この2つのバランスが乱れます。
これによって体が緊張したりリラックスしたりして
頭痛が起こります。
梅雨時の頭痛の対策とは
では、梅雨時の頭痛にはどんな対策があるのでしょうか。
すでに頭痛が起こってしまった場合の対策ですが、
緊張型頭痛の場合は筋肉の緊張が原因なので、
温めるのが効果的です。
ストレッチなどでコリをほぐすのもよいです。
また、片頭痛の場合は血管が広がるのが原因ですので
冷やすほうが効きます。
そして、光や音によってもひどくなるので
静かな部屋で安静にするのが良いです。
お茶やコーヒーなど、少量のカフェインをとるのも効果があります。
ただしとりすぎは逆効果です。
タイプによって対応が違うので注意が必要です。
普段からできる対策についてですが、
まずは体を冷やさないこと。
湿度や気温が上がるとエアコンをガンガンつけてしまいがちですが、
これは体を冷やして固くしてしまい、頭痛の原因になります。
エアコンを控えめにしたり、ゆっくりお風呂に入ったりしましょう。
次に、規則正しく生活する。
生活が乱れると自律神経なども乱れ、
体調が悪くなります。
次にストレスや体の緊張を取るようにする。
これも自律神経を乱す要因です。
リラックスするようにしましょう。
ストレッチやアロマなどがリラックスに有効です。
あとは食生活に気を付ける。
頭痛を悪くすると言われているのが
チーズなどの発酵食品、ワイン、肉、チョコレート、ハムやかんきつ類などです。
また、水分の取りすぎも頭痛を悪くします。
逆に頭痛にいい食べ物は、
ビタミンB2が豊富なもの、
あとはマグネシウムを多く含むものです。
ビタミンB2を多く含むのは
レバー・うなぎ・牛乳・豚肉・ほうれん草など。
マグネシウムを多く含むのは
アーモンド・ピーナツ。カシューナッツなどの種実類や
のり、わかめ、あおさなどの藻類、
なまこ・するめ・桜エビなどの魚介類、
大豆製品などです。
頭痛対策アプリやサプリメントもある
他には頭痛用の専用サプリメントを摂るというのもいいですね。
例えば、ずきしらずの実というのがあります。
これはハーブやマグネシウムを含み、
植物由来で体にやさしいです。
あとはスマホの頭痛予測アプリというのもあります。
頭痛ーるというアプリで、
気圧や気温、天気の予測で頭痛・気象病の予測や
頭痛・服薬の記録などもできるものです。
これで頭痛が起こる傾向などもわかります。
▼#頭痛ーる アプリの機能を紹介▼
【無料DL→https://t.co/AFRIWl65zk】
●市区町村ごとの気圧予報をグラフで確認!
●気圧が大きく下がると予想される前日にプッシュ通知!
●体調と服薬を記録できる!
●全国マップで「気圧・天気・気温・風向き・湿度」が分かる! pic.twitter.com/VSuFwt2kDV— 頭痛ーる:気圧予報で体調管理・頭痛対策 (@terunekootenki) 2016年12月14日
まとめ
いかがでしょうか。
頭痛は完全に防ぐのは不可能ですが、
対策しだいで軽くはできるのがおわかりかと思います。
あきらめすに少しずつ改善していきましょう!