ニュースでよく聞く「OPEC」という言葉。なんとなく石油に関係することはわかるけど、実際どんな組織なのかよくわからない…という方も多いのではないでしょうか。
この記事では、OPECとは何か・なぜ重要なのかをわかりやすく解説します。
OPECとは?一言で言うと「産油国の仲良しグループ」
OPEC(オペック)とは、石油を多く産出する国々が集まって作った組織のことです。
正式名称は「石油輸出国機構(Organization of the Petroleum Exporting Countries)」。1960年に設立され、現在はサウジアラビア・イラク・イラン・UAE・クウェートなど13カ国が加盟しています。
簡単に言うと、「みんなで協力して石油の生産量を決めよう」という取り決めをする組織です。
OPECがなぜ重要なの?
OPECが重要な理由は、世界の原油価格に直接影響を与えるからです。
石油は世界中で使われているエネルギー源。OPEC加盟国が「生産量を減らす」と決めると石油が不足して値段が上がり、「増やす」と決めると値段が下がります。
つまりOPECが会議で何かを決めるたびに、ガソリン代や電気代など私たちの生活に直接影響が出るのです。
OPECプラスって何が違うの?
最近ニュースで「OPECプラス(OPEC+)」という言葉もよく聞きますよね。
OPECプラスとは、OPECの加盟国にロシアなどの非加盟産油国が加わったグループのことです。2016年に原油価格の下落を防ぐために協力関係が始まりました。
ロシアは世界有数の産油国なので、OPECだけより影響力がさらに大きくなっています。
よくある疑問Q&A
Q. 日本はOPECに入っていないの?
A. 入っていません。OPECは石油を「輸出」する産油国の組織です。日本は石油をほぼ輸入に頼っているため加盟資格がありません。だからこそ、OPECの決定に振り回される立場になっています。
Q. OPECが生産を減らすと日本にどう影響するの?
A. 原油価格が上がるため、ガソリン代・電気代・食料品の輸送コストなどが上昇します。2022〜2023年の物価高騰もOPECプラスの減産が一因です。
Q. アメリカはOPECに対抗できないの?
A. アメリカはシェールオイルの生産拡大でOPECへの依存を減らしてきました。世界最大の産油国になったアメリカとOPECの綱引きが、今の原油価格を複雑にしている大きな要因です。
まとめ
🔸 OPECは産油国13カ国が加盟する「石油輸出国機構」
🔸 生産量を調整することで世界の原油価格をコントロールする
🔸 ロシアなどを加えた「OPECプラス」がさらに影響力を持つ
🔸 日本は非加盟のため、OPECの決定に影響を受ける側
ニュースでOPECという言葉が出てきたら、「産油国が原油価格をどう動かすか話し合っているんだな」と思い出してみてください。
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