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みんな知らないパクチーの栄養と効能とは?妊娠中はだめなの?

パクチーとは、エスニック系の料理でよく使われる香りの強い野菜なのですが、
好き嫌いがはっきりわかれ、全然食べられない、
という方も居れば
「パクチニスト」
と名前が付くぐらいパクチーばかり好んで食べる方もいます。

香りが強い野菜は栄養価も高そう・・
でも具体的にどんな栄養があるのかはよくわからないですよね。

パクチーは強烈な香りのイメージが強いのですが、
実はとっても栄養価が高いのです。

今回はそんなパクチーの秘められた栄養と効能について
具体的にご紹介していくと共に、
「栄養価が高いのなら妊娠中にいいかも!」と思っている方に、
妊娠中にパクチーを食べる際の注意点などを
併せてご紹介していきたいと思います!

まずは、パクチーの栄養から見ていきましょう!

パクチーの栄養と効能とは

パクチー最大の魅力はなんといっても香りですよね。

この香りがパクチーに秘められた栄養と効能の代表的なものになります。

パクチーの香りの元は「グラニール」というもので、
このグラニールには女性ホルモンのバランスを高め、
アンチエイジング効果を発揮します。

女性ホルモンのバランスを整える効能があるため、
更年期障害などの予防や緩和にとても効果があります。

さらに、パクチーにはビタミンA・B2・Eなどがしっかり含まれています。

このビタミン類には「抗酸化作用」があり、
パクチーはこの抗酸化作用がイソフラボンで有名な大豆よりも
なんと10倍効果があるそうです。

この「抗酸化作用」具体的にはシミ・ソバカス予防、
しわやたるみなどの老化現象を抑える、
動脈硬化、脳卒中などの予防になり、
血液をサラサラにする成分・目の角膜、粘膜の保護など、
主に老化に繋がる様々な問題を手助けしてくれる野菜なのです。

老化防止の野菜なんて、女性にとっては本当にありがたい効能ですよね!

更にデトックス効果も高く、体内にある老廃物を排出してくれますので、
食べれば食べるほどどんどんキレイになれそうです!

では、こんなに栄養があるパクチー、
妊娠中に沢山食べたいと思っている方も多いと思いますが、
そこは注意が必要でした!

次で見ていきましょう。

パクチーは妊娠中に食べたらだめ?

パクチーは妊娠中、食べても良いのですが
ごく稀に体がアレルギー反応を起こす場合があります

ヨモギ花粉症の成分とパクチーの成分が似ているそうなので、
花粉症を持っている方は注意が必要です。

アレルギー反応が出ると、口や喉がかゆくなったり、
ひどいと蕁麻疹が出ることがあります。

妊娠していない時に大丈夫でも、
体質が変わって敏感になる妊娠期間は
パクチーを大量に摂取することはお勧めできません

食べてしまったからと言って毒、
とかそういうことではないのですが、
少なからずアレルゲンを持っていることを忘れないでおきましょう。

妊娠していない方でもパクチーの食べ過ぎには注意が必要です。

次で見ていきましょう!

食べ過ぎるとどうなるの?

食べる時は少量、様子を見ながら食べることをお勧めします。

食べ過ぎの量はその方によって変わってくると思うのですが、
パクチーはデトックス効果が高いとされて
消化器の運動を活発にする作用があるので、
この作用が活発になりすぎると下痢や腹痛、吐き気が起こってしまいます。

尋常ではない量を食べるのは避けたほうがよいでしょう。

そしてもう一つ、パクチーには「ソラレン」という成分が含まれており、
このソラレンは紫外線の影響を強く受けてしまう性質があるので、
スムージーなどでパクチーを大量に摂取した後太陽の下に出てしまうと、
シミ・ソバカスの原因になってしまいます。

スムージーなどで結構な量を摂取するのは夜のほうがよいでしょう。

パクチー、私は苦手なほうなので料理屋さんでも残していたのですが、
これだけ効能があると聞けば
次回からはチャレンジしてみようかなと思います。

食べ過ぎに注意して上手にパクチーの効能を取り入れたいものですね!