今まで独身だったのでお歳暮なんて全然気にしていなかったけれど、
今年は結婚したのでいろいろなところに贈らなくてはいけないのでは?
と悩んでいませんか?
誰に贈るか、というのは非常に微妙な問題ですね。
お歳暮は一体誰に贈るべきなんでしょうか?
お歳暮を贈るべき相手は誰なの?
お歳暮を贈るべき相手、
それはかんたんに言うと
お世話になっている人。
まずは旦那さんの職場の上司。
この場合は直属の上司だけでもいいでしょう。
お歳暮を贈ることによって
上司の覚えがめでたくなって出世が早くなる、
というのは古い考え方なのかもしれませんが、
まだまだそのような習慣は残っています。
しかしこの場合、旦那さんに聞いて
リサーチするのが必要です。
なぜなら、最近の会社では虚礼廃止といって、
形ばかりの贈り物をし合うことは
やめましょう、と決めているところもあるからです。
また、虚礼廃止といかなくても
外資系などでそういう文化が無い会社もあります。
ですので事前に調べることが必要です。
そして、最近は社員の住所録などが無い会社も多いですので、
住所を聞かないといけません。
旦那さんから上司の方に、
日頃お世話になっているのでお送りしたいので
住所を教えて頂けますか、
と聞いてもらいましょう。
他に贈る人は結婚式の仲人さん。
結婚式の時にお世話になったのですから
贈るべきですね。
頼まれ仲人さんの場合でも
3年は贈るのが礼儀とされています。
あとはお稽古事の先生。
お花・お茶・書道・ピアノなど
習い事をしている人もいると思いますが、
こちらがお月謝を払っているとはいえ
先生なので贈るべきです。
こちらがお金を払っているので
贈らないという考えの人もいるようですが…。
習い事のお仲間にどうしているのか
聞いてみるというものいいですね。
ちなみに子供さんの学校の先生には贈らないほうがいいので
覚えておきましょう。
相手が公務員の場合は贈るのはまずいです。
お歳暮程度なら大丈夫という見解もあるのですが
相手が困ってしまいます。
親族以外で贈るべきはこのようなところでしょう。
ここで、親族以外だと、
上司が異動したり、
仲人をやってもらってから年数がたったりして
関係性が無くなってきたらどうするの?
いつまで贈ればいいの?
という疑問も湧いてくると思います。
関係性が無くなってきたら、
急にやりとりを止めてしまうのではなく、
年賀状や暑中見舞いだけにするなど、
徐々に変えていけば失礼が無いでしょう。
お歳暮を義両親や義理の兄弟には贈る?
それでは身内の場合はどうすればいいんでしょうか。
義理の両親や義理の兄弟には贈るべきでしょうか。
義理の両親に贈る、
という人は多いです。
贈るべきでしょう。
それによって、しっかりしたお嫁さん、
と思われます。
厳しい家だと、
贈らないと叱られる、
という場合もあります。
今はそういう家は減ってきていますが…。
そして義理の兄弟ですが、
こちらは義理の両親に比べると
贈る人は少ないです。
贈らないと気になる、
という場合は
旦那さんから兄弟に、
贈らない旨、話をしてもらうといいでしょう。
お歳暮は両親同士で送りあったほうがいい?
両親と義理の両親間でお歳暮を送りあったほうがいいのか
悩む人も多いようです。
実家同士が親しくてお互いに
贈るのはやめましょう、
と言える関係ならいいですが、
そうでなければ贈っておいたほうが無難ですね。
まとめ
お歳暮等をどこまでの範囲に贈るかというのは
微妙な問題です。
マナーとして、贈ったり贈らなかったりというのは
贈らないより恥ずかしい事です。
一度贈ったら関係性が途切れるまで贈るべきです。
ですので、贈る前には、相手にその習慣があるかなど、
多少のリサーチは必要でしょう。
また、上でも少し書きましたが、
お歳暮を贈らないことにしても
年賀状や暑中見舞いなどで
お世話になった人にお礼をしましょう。
そういった習慣が薄れてきている現代なので
別にいいや、と思ってしまいがちですが、
最低限の礼は欠かさないようにしましょうね。